三・一節南北共同行事が白紙化…北「時期的に難しい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.21 17:58
韓国政府が三・一運動100周年を迎えて推進してきた南北共同記念行事が見送られた。統一部は21日「南北高官級会談の北朝鮮団長を務める祖国平和統一委員会の李善勧(リ・ソングォン)委員長が通知文を送ってきた」として「3月1日共同記念行事を今回に行うのは難しくなったという公式回答」と明らかにした。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長は昨年9月、平壌(ピョンヤン)で首脳会談を行って採択した共同声明で「三・一運動100周年を南北が共同で記念することにし、それに向けた実務的な案を協議していこう」と合意した。
政府は昨年12月10日、北朝鮮側に実務協議を提案した。実務協議を通じて事業内容と進行方式を協議するという内容だった。政府は南北共同記念行事と交響楽団の公演など合わせて8つの事業に25億ウォン(約2憶5000万円)を策定した。しかし、北朝鮮側が公式回答を先送りし、この日行事の開催が難しいという意向を伝えてくることを受け、100周年を迎える三・一節南北共同記念行事は反故になった。