「韓国新政権の指導者、進歩・保守の合意で新しい対北政策を」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.30 15:53
洪錫ヒョン(ホン・ソクヒョン)前中央日報・JTBC会長は29日、「新政権の指導者は、進歩と保守、与党と野党が参加する国民的談論レベルの討論と妥協を通じて新しい対北政策を出す必要がある」と述べた。この日、ソウル大統一平和研究院が主催した「非核化と交流協力は並行可能か」というテーマの講演でだ。
洪前会長は「(対北政策は)ドイツのブラント首相の東方政策(Ost Politik)のように合意した原則とロードマップに基づき、政権と関係なく持続的に執行することが重要だ」とし「金大中(キム・デジュン)政権から10年間の太陽政策、李明博(イ・ミョンバク)政権からの9年間の圧力政策は北の核開発を防ぐことも、北の崩壊も引き出すこともできなかった」と指摘した。これとともに「我々の中で合意して一つの新しい対北政策を樹立する時、政権交代に関係なく南北間の大合意を導き出し、共存と共栄、平和統一に進むことができる」とし、新しい対北政策を強調した。