「サムスン会長買春疑惑ビデオ」を撮影した一党に実刑確定
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.12 14:21
サムスングループの李健熙（イ・ゴンヒ）会長が登場する「買春疑惑ビデオ」を撮影し、これを使って李会長側から９億ウォン（約９０００万円）を脅し取っていた一党に懲役刑の実刑が確定した。
大法院（最高裁判所に相当）２部は１２日、特定経済犯罪加重処罰法上恐喝などの容疑で起訴されたＣＪ第一製糖の元部長Ｓ（５７）の上告審で、懲役４年６月を宣告した原審判決をそのまま確定した。
同じ容疑で起訴されたＳの弟（４７）とＬ（３９）もそれぞれ懲役３年と懲役４年が下された。李会長に対して類似性行為をしてビデオを撮影した中国国籍の女性（３１）は２審が言い渡した懲役８月・執行猶予２年の判決がそのまま維持された。
Ｓらは２０１２年３月、李会長の類似性行為映像を隠し撮りし、これを口実にサムスン側に接近して二度にわたって９億ウォンを脅し取った容疑などで起訴された。
１・２審は「被告人は共謀してビデオを撮影し、これを使って被害者側を脅迫して巨額を恐喝した」とし、有罪を認めた。