現代車初の電気バス「エレクシティ」公開…1度の充電で290キロ走行

現代車初の電気バス「エレクシティ」公開…1度の充電で290キロ走行

2017年05月26日11時21分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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現代車の初の電気バス「エレクシティ」(写真=現代車)
  現代自動車が8年間にわたり精魂を込めた初の電気バス「エレクシティ(ELEC CITY)」が姿を表わした。エレクシティは1回の充電で最大300キロメートル近く走ることができる。

  現代車は25日、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)の現代モータースタジオで開かれた韓国初の商用車博覧会「現代トラック&バス・メガフェア」開幕式を通じて無公害電気バス、エレクシティを世界で初めて公開した。現代車は2010年に1世代電気バス開発を始め約8年の開発期間を経てエレクシティを完成、来年初めに発売を控えている。

  エレクシティの最も大きな特徴は長い走行距離だ。256キロワットアワーの高容量リチウムイオン・ポリマーバッテリーを装着したエレクシティは独自の研究所の測定結果によると、定速走行時1回の充電(67分)で最大290キロメートルまで走行できる。また、30分の短い充電でも170キロメートルまで走行が可能だ。交通渋滞区間や長距離路線にも投入できる程、長い走行距離を確保したのだ。

  また、バッテリー安全のための「過充電防止機能」と猛暑・酷寒時に最適性能を確保するための「バッテリー自動温度コントロール・システム」も適用された。現代車の商用開発センター長ナム・チャンジン理事は「大容量バッテリーを装着したが、車両重量は既存のバスよりかえって軽くなった」とし、「基本大容量バッテリーの他に123キロワットアワー容量のバッテリーも選択することができる」と説明した。

  エレクシティはその他にも多様な仕様を装着した。運転者の見通し改善のための一体型全面ガラスと欧州型サイドミラー、後方警報装置、新しく開発されたデジタル・クラスターや単純化された変速ボタンなどだ。また、搭乗客の安全のために前後のドアに超音波センサーを設置し、無騒音電気バスの接近を知らせる仮想エンジン騒音(VESS,Virtual Engine Sound System)技術も適用された。

  また、現代車はエレクシティが「無公害、無騒音、無振動バス」という点を強調した。運転者だけでなく乗客の快適さも考慮したということだ。室内空間の構成を見るとバスの後方への移動が便利なように2段階段構造を適用し、立っている乗客も楽に寄りかかれるようにするヒップレストも新しく装着した。

  現代車側はデザインでも自信を見せた。現代車商用車デザインチームのハ・ハクス理事は「環境と都市と未来というキーワードを基に、ユニークなキャラクターラインと現代車の堅固さを象徴するステイブルテンションなどを適用してデザインした」と明らかにした。色は「パールホワイト」と「ブルーアクセント」の2種類だ。

  現代車が出す初の電気バスだけに心血を注いだが、一部では長い開発期間に比べて仕様がさほど高くはないという指摘も出ている。ある業界関係者は「既に海外のバス業者や他の韓国のバス業者が出した電気バスと比べて革新的だと見るほどの技術水準ではないようだ。しかし現代車は生産規模が大きいため価格競争力を確保することができ、また水素電気バスなどの新しいエコバスもリリースする予定だというから、どれほどのより大きな成果を上げられるか見守らなければならない」と話した。

  電気バス・エレクシティは来年初めに市場に出る予定だ。価格は4億ウォン台と予想される。
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