中国-台湾、今度は相手国民のスパイ容疑逮捕をめぐり関係悪化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.30 15:50
中国と台湾がそれぞれ相手国の国籍市民をスパイ容疑で逮捕し、両国関係が再び冷え込んでいる。
29日、台湾紙「自由時報」などによると、中国政府が人権運動家として活動している台湾国籍の李明哲氏を逮捕して取調べをしている。中国国務院台湾弁公室の馬曉光報道官は記者会見を通じて、具体的な容疑には触れなかったものの、「国家の安全」を理由にスパイ容疑で逮捕したと伝えた。馬報道官は「中国は正常に活動している台湾人の合法的権利を保障している」と明らかにした。