追撃者から先導者に浮上した中国企業、韓国を越えて米国と競争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.09 09:36
内需市場で確保した競争力は世界舞台にそのまま続く。産業研究院は「2016年にはスマートフォン・テレビ・ディスプレー分野などで、中国企業が世界シェア1位への飛躍が可能」と予想した。あるIT業界の関係者は「テレビの場合、中国との技術格差は長くとも1年」とし「テレビ市場で劣勢になれば、関連産業のディスプレーにも影響を与えるなど悪循環が続くだろう」と懸念を表した。
「BAT」(百度、アリババ、テンセントの頭文字)と呼ばれる中国インターネット企業も、米国インターネット先導企業群「TGIF」(ツイッター、グーグル、アップルのiPhone、フェイスブック)に劣らない。百度は世界で最も大きな中国語検索エンジンを運営し、グーグルに対抗している。テンセントは米インターネット7社の株式を取得し、領域を拡大している。アリババは昨年、売上高1兆元(約160兆ウォン)を突破し、イーベイ、アマゾンを圧倒した。パク・ミョンソプ成均館大経営大教授(韓国貿易学会長)は「プレミアム製品市場でも中国は世界レベルの競争力を確保した」とし「現在のようなペースで成長すれば、韓国を追い抜くのは時間の問題」と述べた。