「米国企業が１カ月かかることを２、３日でしたことに驚いていた。 問題が発生すれば、韓国と米国の技術者が２４時間オンライン上で待機しながら共同で問題解決のためにコミュニケーションをした。 韓国人の根性と集中力で信頼をつかんだ」

ＳＫ　Ｃ＆Ｃが世界モバイル決済ソリューションでリードできたのは、２００１年に同社が開発し、国内で商用化した携帯電話決済ソリューション「マネタ（ｍｏｎｅｔａ）」のおかげだ。 当時蓄積した技術力がスマートフォン時代を迎えて脚光を浴びたのだ。 専門家は、２０１４年には世界モバイル決済市場の規模が１兆１３００億ドルにのぼり、このうちグーグル・ウォレットのようなＮＦＣ基盤サービスが３分の１を占めると推定している。 市場調査会社ジュニパーリサーチは２０１４年までに３億台のＮＦＣ基盤携帯端末機が普及すると予想した。

ＳＫ　Ｃ＆Ｃは今年２月、「コアファイアー」という独自のモバイル決済ソリューションブランドを作るなど、本格的な事業拡張を計画中だ。 アトランタ法人のイ・テヒョン部長は「世界トップ企業とのパートナーシップを土台に、本格化したグローバルモバイルコマースソリューション市場を率いる、同分野の世界１位企業になるのが目標」と語った。


「ＳＫはＳｏｕｔｈ　Ｋｏｒｅａか？」と軽視したグーグル職員も感嘆（１）