訪米中の韓国国家安保第2次長「日本といつでも会う準備できている」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.13 10:29
韓国青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)第2次長が12日(現地時間)、「デービッド・スティルウェル国務次官補(東アジア・太平洋担当)のアジア歴訪中の韓米日3者協議は行われない可能性が高い」と話した。スティルウェル次官補はこれに先立ち、最初の訪問地である日本のNHK放送とのインタビューで「私が(韓日を)仲裁する予定はない」と明らかにし、計画された会談日程はないと確認したことがある。金次長はこの日、「私はいつでも交渉する準備ができている」とし、日本との直接協議に入る意志も明らかにした。
ワシントン訪問3日目を迎えた金次長はこの日午前、ホワイトハウスでチャールズ・クーパーマン国家安保会議副補佐官と1時間ほど会談した後、特派員と会って「北核、米中関係、ホルムズ海峡事案に対して意見を交わし、韓日間の問題に対して我々の立場を十分に説明した」と話した。クーパーマン副補佐官はこれに対し「理解する」と述べたと付け加えた。韓日米高官の3者協議推進に関連して「米国もしたがっているが、今、日本から回答がなく非常に消極的」としながら「スティルウェル次官補がアジアに来るので推進することもできたが、日本が消極的なため開かれない可能性が高い」と話した。
その代わり、金次長は「私はいつでも日本側と交渉する準備ができている」とし「日本側の準備が整っていない」と話した。この日、韓国外交部の尹ガン鉉(ユン・カンヒョン)経済外交調整官が米国務省のピーター・ハース経済上級副次官補と会談することについて「外交部側が国務省に接近するほうがより効率的」といった。