韓米FTA改正、避けられないのなら…交渉で実益を得る「ファクト」の準備を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.21 09:05
同盟国に対し公正な費用と役割分担を要求してきた米国のトランプ大統領は韓米首脳会談の後、12日ぶりに韓米自由貿易協定(FTA)改正カードを持ち出した。早ければ年末に予定される駐韓米軍防衛費分担金の交渉でも米国側は大幅増額を要求するものと予想される。リセット・コリア外交安保分科委員は実益を得ることができる積極的な対応を求めた。
ソウル大学のウィ・ソンナク客員教授は「韓米FTAは以前も韓国の要求で再協議したことがある。(改正要求を)必ずしもそこまで否定的に見る必要はない。避けることもできない」とし、「防衛費の分担だけ見てもトランプ大統領は韓国の負担が足りないと言うが、実際の武器購買や各種恩恵など防衛費の分担に準じて負担したものがあるのに、こういったことを交渉で明らかに提起する必要がある」と述べた。