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53秒に一台…起亜車メキシコ工場、いよいよ始動

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.09 11:22
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現代車グループ鄭夢九会長(右)とメキシコ連邦のイルデフォンソ・グアハルド・ビジャレアルメ経済相が起亜車メキシコ工場で生産されるK3(現地名フォルテ)に記念署名をしている。(写真提供=現代・起亜車)
企業のグローバル戦争では必ずおさえるべき勝負所がある。いわゆる急所だ。最近の自動車業界はメキシコをそのように見ている。メキシコは世界最大市場の北米と中南米をカバーする要衝地だ。メキシコに安着できれば北米と中南米の保護貿易の障壁を超えられる。メキシコがこの地域の自由貿易協定(FTA)のハブであるためだ。メキシコは米国・カナダと結んでいる北米自由貿易協定(NAFTA)をはじめ49カ国とFTAを締結している。

起亜車がそのメキシコでいかりを上げた。米国テキサスから距離にして200キロ、車なら3時間で行くことができるメキシコ北東部ヌエボ・レオン州ペスケリア市に起亜車工場が入った。

 
7日(現地時間)、竣工式に参加した現代車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長(78)は感激がひとしおだったようだ。起亜車のメキシコ入りは新たな挑戦を意味する。現代・起亜車はグローバル5位に甘んずることなくもう一度飛躍するという強い意思を示だ。すでにGM・ルノー日産・フォード・フォルクスワーゲン・ホンダなどはメキシコを生産・輸出の拠点としている。年間340万台をメキシコで生産し、世界各国の市場を攻略してきた。だが、現代・起亜車はこれまでこの舞台に立つことができないでいた。現地工場もなく、20%に達する関税の壁に遮られて進出できなかったのだ。そうした点で起亜車のメキシコ工場は市場を先占しているグローバル競争者の急所をねらったものといえる。

鄭会長は挨拶の中で「起亜車メキシコ工場は革新的なデザインと世界最高品質の自動車を生産し、メキシコ市場だけでなく世界各国に輸出する計画」としながら「自動車生産の世界的な名門になるだろう」と述べた。起亜車は生産量の20%はメキシコで販売し、残り80%は約80カ国に輸出する計画だ。

10億ドル(約1022億円)が投資された工場は年間40万台の生産が可能だ。起亜車海外工場のうちでは中国塩城(89万台)に次いで二番目の規模となる。

メキシコのもう一つの強みは賃金競争力だ。メキシコの自動車工場労働者人件費は1時間3.3ドルで中国(4.2ドル)よりも低い。メキシコ連邦・州政府は労働者への雇用を用意するために投資や工場誘致に熱心だ。起亜車工場も「3無+a」という破格の待遇を受けている。500万平方メートル(約150万坪)の工場敷地を無償で受け、専用電力線と専用鉄道も無償で設置された。ここに税金減免が加わった。法人税はもちろん、従業員の所得税も一定部分減免されるという内容だ。また、起亜車はメキシコ現地生産量10%ほどの物量を無関税でメキシコに輸出できるという特典もつく。

メキシコも得るものが多い。起亜車が直接雇用する3000人と協力企業が採用する1万2000人など1万5000件に達する良質の雇用だ。全員正規職だ。メキシコ連邦経済相のイルデフォンソ・グアハルド・ビジャレアル氏は「起亜車はメキシコ大統領が言及するほど重要な企業に浮上した」と評価した。

最新の工場らしく工場は最先端システムで稼動していた。車体工場には300台余りのロボットが休む暇もなく動き、溶接自動化率100%を誇った。1時間あたりの生産台数は68台。53秒に1台の速さでK3(現地名フォルテ)を生産する。起亜車関係者は「メキシコ工場の生産性は国内外の起亜車完成車工場の中で最高水準」と話した。

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