深刻な不況で消費者が財布のひもを締めている。 しかし一方では新しい消費層も絶えず生まれている。 いわゆる「ブルーシューマー」だ。 競争者のいない市場の「ブルーオーシャン」と消費者を意味する「コンシューマー」を合成した新造語「ブルーシューマー」を対象とする産業は不況の中でも成長し続けている。 統計庁はこの数年間に作成された国家統計を分析し、「2009ブルーシューマー10」を選定した。
◇不況の中の希望コード=1月は雇用が10万3000件減り、青年失業率は8.3%に上昇するなど、雇用市場は最悪の状況だ。 しかし失業脱出と雇用維持に悩む人たちを対象にした事業はむしろチャンスを迎えている。 ジョブコリア・インクルートなどインターネット就職支援サイトの売上高は03年の300億ウォンから昨年は800億ウォン(約55億円)に増えた。 美容・料理学校などには就職予備学生が集まっている。 このため統計庁の「就職学校費物価指数」は05年からずっと全体物価指数を上回っている。