「独島、日本の一方的訴訟に対応するべき」
ⓒ 中央日報日本語版2017.05.26 11:18
独島(ドクト、日本名・竹島)をめぐる日本の一方的な提訴の可能性に備えるべきだという主張が出てきた。
慶尚北道(キョンサンブクト)と国会立法調査処は25日、道庁会議室で独島の法的地位強化のための共同セミナーを開催した。この日のセミナーは、昨年7月の常設仲裁裁判所(PCA)のフィリピン-中国海洋紛争決定が独島に及ぼす影響を分析し、その対応策を議論するために準備された。
セミナーで韓国海洋水産開発院のキム・ウォンヒ研究員は「通常、両国の合意のもとで裁判が進行される国際司法裁判所(ICJ)の裁判とは違い、フィリピンの提訴に中国が応じなかったにもかかわらず判決が下された異例の判定だった」とし「これを受け、日本政府も国連海洋法協約上の強制的紛争解決制度を活用し、独島主権に挑発する可能性がある」と主張した。