「駐韓日本大使の韓国帰任は３月以後」

ⓒ 中央日報日本語版2017.02.07 13:32

釜山（プサン）日本総領事館前に設置された少女像にともなう措置として一時帰国している長嶺安政駐韓日本大使が３月以降に帰任するだろうと日本メディアが報じた。

６日、共同通信は「朴槿恵（パク・クネ）大統領の進退問題が節目を迎えるとみられる３月中旬までの間、韓国側が問題解決に取り組むのは困難との見方が日韓双方で強まったため」としながらこのように伝えた。

同通信は続いて、弾劾訴追された朴大統領の罷免をめぐり、「３月１３日までに決定を出すべき」とする朴漢徹（パク・ハンチョル）前憲法裁判所長の発言を引用する一方、朴大統領が罷免を免れた場合、「日本政府は現政権に撤去を強く求める考え」と伝えた。

日本政府はこれに先立ち先月６日、釜山少女像設置に反発し、長嶺大使と森本康敬日本総領事の一時帰国と韓日通貨スワップ交渉中断などの措置を発表した。これに伴い、長嶺大使と森本総領事は先月９日に日本に帰国した後、韓国に戻らないままの状態が続いている。