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【コラム】韓米同盟が備えるべき世界の突発事態(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.14 13:45
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2番目、中国が戦略的に水資源を奪取することだ。南シナ海ですでに問題が発生しているが、海上に劣らず危険なシナリオがある。北京がメコン川・インダス川・ブラマプトラ川の上流にダムを建設することだ。ますます枯れていく中国の土地に灌漑用水と飲料水を供給するためだ。中国の都市のうち400カ所以上がすでに慢性的な水不足状態だ。水の流れが変われば、隣国の経済的な生存が脅威を受けることになる。インドとベトナムは戦争も辞さないだろう。この場合にも国連安保理は深刻に分裂するものであり、強大国間の関係は一大混乱に陥るだろう。そうなれば平壌(ピョンヤン)が一層大胆に出てくることができる。

3番目、イランが海軍力を増強することだ。核兵器の不拡散を主張する人々は、ほとんどが米国とイラン間の核交渉の妥結を歓迎している。だがイランが1兆ドルに達する「もうけ物」をすることになるということを覚えておくのが重要だ。ロシアや中国の企業らが良い金儲けになる武器取引のために列をつくっている。武器取引よりもイラン海軍が安定を害するより大きな脅威になる恐れがある。分厚い現金を確保したイランが海軍増強に出るならば、イランはオマーン湾、ホルムズ湾、アラビア海を統制するために威嚇を加えることができるようになる。アジア重視政策を追求してきたバラク・オバマ大統領が米海軍の水上艦の60%を太平洋に維持すると公言した。だが中東平和に威嚇が加えられるならば米海軍は中東地域に戻ることになるだろう。

 
4番目、北極で紛争が発生することだ。北極の氷解によって漁業・海上運送・エネルギー開発の機会が拡大している。プーチン大統領は北極海域でロシアの国益拡大を図るだろう。ロシアはすでに新たな旅団を創設して潜水艦を追加配備し、ノルウェー・スウェーデン・カナダ・米国の領空を侵した。武力まで使えばこの地域は再び軍事化されるだろう。米国とソ連の原子力潜水艦が北極の氷の下で鬼ごっこをしていた時代に逆戻りだ。

4つのシナリオは「ブラックスワン(black swan)」だ。いったん発生すれば、その衝撃は途方もないことだが可能性は低い。その上、韓米同盟はすでにイラク・アフガニスタンのような他地域の戦場の存在を背景に動いてきた。だが戦略家はブラックスワンのリストを持続的に点検しなければならない。油断せずに脅威にしっかり備えるためだ。韓国が平和維持軍の派兵や核安全保障サミット開催のような活動で世界レベルの安保に寄与しなければならない理由は、韓国に影響を及ぼしかねないブラックスワンが今なお残っているためだ。

マイケル・グリーン米戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長

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【コラム】韓米同盟が備えるべき世界の突発事態(1)

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