ロッテ百貨店がブランド在庫一掃、日本人観光客に期待
ロッテ百貨店は20日から22日まで本館9階の祭事会場で、アルマーニ、ドルチェ&ガッバーナ、セント・ジョン、コーチなど12の海外有名ブランドの繰越商品展を開催する。ロッテ百貨店のブランド専門館「アベニュエル」に出店しているブランド品の昨年の商品が40~70%割引で販売される。
ロッテが海外ブランドのセールを大々的に行うのは初めて。不況でブランド品の在庫が例年より多い上、消費者のブランド品に対する関心が大きくなっていることから、輸入会社は在庫処分を、百貨店は売上増を狙い企画した。
海外ブランドを担当するイ・ヒスン首席商品企画者(CMD)は、「国内のブランド市場が拡大し、ブランドが多様になり、輸入量も増えているが、昨年下半期から景気が減速し在庫が増えている」と述べた。以前にはアルマーニなど多くの有名ブランドを輸入する新世界インターナショナルが同じ系列会社の新世界百貨店で主に繰越商品セールを行っており、他の百貨店は相対的に「良質な在庫」を確保できる機会が少なかったが、今年は量を確保できたという説明だ。