【韓半島ウォッチ】平和オデッセイ大長征の終わり(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.21 16:30
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最初の米朝首脳会談は米朝の首脳が初めて会うという象徴性があったが、具体的な合意を導き出せなかった。
◆米朝間で核戦争発生なら2日間で世界焦土化
米軍も21日から艦艇と爆撃機からの巡航ミサイルで北朝鮮の核・ミサイル基地を攻撃した。米軍はいわゆる「発射寸前(left of launch)」に焦点を合わせた。発射準備段階の北朝鮮ミサイルを攻撃、破壊するということだ。しかし北朝鮮のミサイルはトンネルに隠れている。発射時に位置を把握できるが、15分以内に別のトンネルや地下に隠れてしまい、米軍の攻撃は予想した戦果を出せなかった。金正恩委員長は地下宮殿と呼ばれる妙香山(ミョヒャンサン)地下バンカーに隠れた。特殊部隊のバンカー攻撃で電気が切れて空気が薄くなり、飲食品は腐り、夜の気温は氷点下に落ちた。地下宮殿が地下墓地に変わっているが、金正恩委員長は外交的な手段で戦争を終えることができるという幻想を捨てなかった。