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日本漫画家のいがらし氏、韓国読者と会う…「若者よ、今そのままの姿でも大丈夫」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.21 14:56
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『ぼのぼの』のまたの名は「おとなのための童話」だ。好奇心旺盛なぼのぼのがたくさんの質問をして友達を困らせるが、その過程でいきかう対話は一筋縄ではいかない。ある日、ぼのぼのが尋ねる。「どうして楽しいことは終わるの?」。森で一番賢いスナドリネコさん(韓国では「ヤオンイ兄」)は答える。「お日様が沈んで夜が来て、またお日様が浮かんで朝が来るように、悲しいことや苦しいことが終わるために楽しいことが終わるんだよ」。

いがらし氏は「私が見聞きして体験した人生から台詞が自然に出てくる」とし「私は特に『命をかけない』というヒグマの大将の話が一番好きだ」と話した。森のリーダー的な存在だったヒグマの大将は命がけて飛びかかろうとするスナドリネコさんに「私が負けた」と言って、このように言う。「生きていく生物はただ生きていくことがすべて。ところが誰かがある目的のために命をかけ始めれば、我々は本当に目的もなく生きていくバカな動物になる」。いがらし氏は「必死に何かをするというのは誰かとの調和を害する行為」とし「ただ自然に生きていく、それだけ」と話した。

 
いがらし氏は読者に特に1巻第1話を推薦した。「『ぼのぼの』の物語がすべて詰まっている」と言った。内容はこうだ。海の上で生活するぼのぼのがただ流れる水に身を任せている。そうするうちに水の中にある柱に体がひっかかる。ぼのぼのはあえて動かない。ただ柱にひっかかって体が方向転換し、ある瞬間にまた水の流れに乗って流れる。いがらし氏は「韓国や日本、中国のすべての若者にとって厳しい時期だ。社会は若者に何かしてほしいと願いながらも彼らを大切に思わない」とし「若者はとてもつらい思いをしているが、大層な夢や成長、発展がなくても、そのままでもいいということをぼのぼのが示してくれている」と言った。

「今あるのも遠からずなくなります。そして遠からずなくなることも今ここにあったりもします。これといった答えというものは、もともとないのかもしれません。じたばた悩まずに、ただ流れでみるのはどうでしょう。流れているけれども、それが結局集まって意味を作り出すでしょう」。いがらし氏が残した言葉だ。


日本漫画家のいがらし氏、韓国読者と会う…「若者よ、今そのままの姿でも大丈夫」(1)

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    2018.06.21 14:56
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    インタビュー後、いがらしみきお氏が書いたサイン。
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