オバマの弾劾攻防、10年前の盧武鉉の時に似た様相
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.04 09:41
オバマ米国大統領をめぐり米国政界で広がっている弾劾攻防は、2004年盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領弾劾当時の韓国政治の状況を思い出させる。弾劾攻防が大きくなった理由から大統領の世論支持率の墜落まで似ている。
米国極右の保守派ティーパーティーと共和党の一部議員は、弾劾理由として大統領の権限乱用を主張した。オバマ大統領が議会を経ずに行政命令を下すやり方で3権分立を害しているという批判だ。オバマ大統領は共和党の反発にもかかわらず、9月の行政命令を通じて違法滞在者に対する救済措置に出ると発表された。彼は共和党が反対した最低賃金の引き上げも行政命令で迂回導入した。ペイリン元アラスカ州知事は先月11日(現地時間)、オバマ大統領を「帝王的大統領」と名指しして「突き進む行政府に対する最後の牽制が弾劾」と主張した。