【コラム】韓国も「カルダクト」を作ろう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.13 16:41
未来学者は21世紀を「カルダクト時代」と予告した。「カルダクト(cult-duct)」はculture(文化)とproduct(商品)の合成語であり、「文化融合商品」を意味する。企業がブランド競争力を高めるために商品に文化コンテンツを融合するという概念だ。カルダクトが追求するものは、顧客に商品を通じて新しいライフスタイルや経験を提供し、最終的に顧客の夢を実現させることだ。ハーレーダビッドソンのオートバイ、iPhone、スターバックス、ナイキ、フェイスブック、ツイッターなどが代表的な例に挙げられる。たとえばハーレーダビッドソンは「商品を売るのではない。文化を売る」というスローガンを前面に出し、社命は「バイクに乗る特別な経験を通じて顧客の夢を実現していく」だ。
カルダクトになるためには、企業が作った商品が以前にはなかったコンセプトを持たなければならず、世界的に広く販売されなければならない。また、それを購入した消費者が自らその商品に対する価値を追従し、自然発生的な文化が作られなければならない。