北朝鮮が飛翔体発射も…日本、今回はGSOMIA要請せず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.11 08:17
先月22日に韓国が韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を終了すると明らかにした後にもしばらく続いていたGSOMIAチャンネルが、10日の北朝鮮の飛翔体をめぐっては稼働しなかった。
韓国国防部の関係者はこの日午後、「今まで日本から情報共有の要請はない」と述べた。北朝鮮は今年、短距離弾道ミサイルや放射砲など飛翔体を10回発射した。5月4日に「北朝鮮版イスカンデル」と呼ばれる短距離弾道ミサイルKN-23を発射した時を除いて韓日はGSOMIAを稼働した。先月22日のGSOMIA終了発表から2日後の24日、北朝鮮がいわゆる「超大型放射砲」を試験発射すると、両国は情報を交わした。
しかし10日には日本はGSOMIAの窓口を開かなかった。GSOMIAは一方的に情報を伝える協定ではない。どちらか一方が要請すれば相手が承諾し、引き続き情報を物々交換方式で交わす。