「ここでは暮らせない」…金正日に憤怒した北朝鮮の住民、金正恩には…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.21 14:44
北朝鮮が金正恩(キム・ジョンウン)労働党中央軍事委員会副委員長の脆弱な履歴を隠すために本格的に‘口封じ’に乗り出している。 最近、北朝鮮国家安全保衛部の要員らは住民に対する監視と統制をさらに強化する雰囲気だ。
17日の米国の自由アジア放送(RFA)によると、米国に住むある脱北者は最近、咸境北道(ハムギョンブクド)国境地域に住む家族との電話で、「後継者についてどう思うか」と尋ねた。 しかし家族は金正恩について話すのを避けたという。
昨年まで「貨幣改革当時にお金を失った人たちが金正日(キム・ジョンイル)に怒った」「ここではもう暮らせない」と率直に話していた人たちが、今は保衛部の監視が恐ろしくて話すのも避けているということだ。 この脱北者は「金正恩の登場後、国家安全保衛部の権限が大きく高まり、保衛部員の権限が強まった」と説明した。