北朝鮮、3日ぶりに対話拒否…平壌は4・15行事に集中(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.15 09:34
朴槿恵(パク・クンヘ)政権初めての公式の対北朝鮮対話提案から3日ぶりに出てきた北朝鮮の反応は荒かった。北朝鮮の祖国平和統一委員会報道官は14日、朝鮮中央通信記者とのインタビューで、「狡猾な術策」「冒とくであり愚弄」という表現を使いながら対話提案を非難した。祖国平和統一委員会は「青瓦台(チョンワデ、大統領府)核心関係者は統一部長官の対北朝鮮声明が現執権者(朴大統領)の意思を反映した公式対話提案といった」と強調した。韓国政府内で「対話提案か違うのか」で一部混乱があった柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官の11日付の声明をひとまず平壌(ピョンヤン)側が公式提案と受け止めたという話だ。
祖国平和統一委員会はしかし、北側の労働者撤収などで触発された開城(ケソン)工業団地の稼動中断の責任を南側に押し付けるなど対南非難をした。韓半島緊張の原因を韓米合同軍事演習だと主張し、「謝罪や責任に対し一言もなく対話を云々したのは鉄面皮な行動だ」とし居直りともいえる主張も展開した。