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【取材日記】北朝鮮の核・ミサイルの不都合な真実

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.23 16:12
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2013年5月18日、ソウル龍山(ヨンサン)の合同参謀本部状況室が慌ただしく動いていた。北朝鮮が東海(トンへ、日本名・日本海)沖に何かを発射したが、種類が確認できなかったためだった。距離上では「毒蛇」と呼ばれるKN-02地対地ミサイルのようでもあったが、レーダーに現れた速度や高度は初めて見る「モノ」だった。このため軍当局は当時「短距離発射体」と遠まわしに発表した。後日、精密分析した結果、軍が下した結論は新型、すなわち300ミリロケット砲だった。

事実、記者はすでに1年以上も前の2012年2月22日、北朝鮮が300ミリロケット砲を開発したという事実をつかんで報じていた。漢江(ハンガン)以南に移転する平沢(ピョンテク)米軍基地、さらに陸・海・空軍本部がある鶏龍台(ケリョンデ)を狙っているという開発意図も合わせて伝えていた。しかし、当時軍は「地球上にそのような武器はない」と無視した。だが1年3カ月後の2013年5月18日、北朝鮮が試験射撃を実施した時、慌てながらもこれといった妙策を出すことができなかった。この話を改めて切り出すのは、北朝鮮に対する韓国軍の見解のためだ。それから4年後、北朝鮮は300ミリロケット砲の射程距離をさらに伸ばし、弾頭に「目」を付けて精度を高めた。砲弾に誘導装置まで装着していると中央日報が確保した、労働党軍需工場部がことし3月に作成した極秘文書に現れた。労働党軍需工場部のもうひとつの極秘文書には、金正恩(キム・ジョンウン)がことし2月末、核とミサイル工場を訪問して「核兵器の保管・管理は国家秘密のうちでも最高の秘密」と述べた内容も入っている。

北朝鮮が森の中に隠れてミサイルを撃つため、発射台タイヤを電車のような無限軌道式(履帯式)に変えた時点が、ことしに入ってではなくすでに昨年8月だったという事実も中央日報が入手した3番目の労働党軍需工場部秘密文書によって確認された。このような北朝鮮の秘密文書がメディアに公開されたのは初めてだ。

 
韓国と米国軍が作戦計画を変えうる状況で、軍は依然として「さらなる分析が必要」「鉄桶のような対備態勢を維持する」などといった言葉だけを繰り返している。5年前の姿そのままだ。もちろん、北朝鮮の脅威の前に、大げさに騒ぐことだけがやるべきことではない。2010年11月、延坪島(ヨンピョンド)砲撃戦の時、北朝鮮は240ミリロケット砲を乱射したが、待避所や建物中にいた人々は全員無事だった。核兵器を実戦に配備したからといって闇雲に使えるわけではないのは、どの国でも違うところはない。核兵器は核反撃を呼ぶだけに、使う側も最後を覚悟して使わなければならない武器だ。

だが、中央日報が入手して2日間報道した北朝鮮軍の核とミサイル能力は、これまでの国防部の推定よりもはるかに速いスピードで最終目標に向かって走っていることを示している。北朝鮮を過大評価したり今から怯えたりすることは問題だが、実力を過小評価するのはもっと問題だ。医者の実力は処方より正確な診断が左右する。

チョン・ヨンス/政治部記者

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    2017.06.23 16:12
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    イラスト=キム・フェリョン記者
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