<韓国釣り船転覆>遺族「救助遅れ低体温で死亡」VS海洋警察「救命胴衣着ずに犠牲」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.09 13:32
済州(チェジュ)の湫子島(チュジャド)近海で転覆した「トルゴレ(イルカ)号」事故の死亡者の家族たちが、海洋警備安全本部と対立した。死亡原因をめぐってだ。家族らは「海洋警察の遅い救助による低体温症」が原因だと主張し、海洋警察は「しっかりとした救命胴衣を着ずに溺死したもの」と言っている。
トルゴレ号家族対策委は8日、全羅南道海南郡(チョンラナムド・ヘナムグン)の多目的体育館で行われた記者会見で「トルゴレ号は転覆してから11時間が過ぎて発見された」として「長時間遅れたことに伴う低体温症が死亡原因」といった。事故当日にトルゴレ号から出された位置信号は午後7時40分ごろに途切れた。海洋警察が深夜に捜索を行ったがトルゴレ号は通りかかった漁船によって11時間後の翌日午前6時40分ごろに発見された。