<韓国旅客船沈没>72時間過ぎ…船体引き揚げか救助かで悩む安否不明者の家族(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.22 13:59
21日午後12時の全羅南道珍道(チンド)室内体育館の入口。いまだに安否不明者の家族3人が言葉を交わした。彭木(ペンモク)港で収容された遺体を見たという京畿道安山(キョンギド・アンサン)の檀園(ダンウォン)高等学校の生徒保護者がまず話を始めた。
「初めは自分の娘だと思っていたが、よく見ると違ったのです」別の保護者も言葉をつないだ。「1日に数十人も船から見つかっているわけでもなく…一日中やっても10人も見つけられないのにむやみに待つことなんでできませんよ」もう一人の保護者が涙声で話した。「じゃあ、どうればいいの。こんなふうに時間が過ぎてしまえば顔も判別できなくなるだろうに…。天国にも安らかに送ってあげることができないの…」