<フィギュア>キム・ヨナ-浅田、同じ初心で…内容は正反対
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2013.08.28 10:07
10年間にわたり世界フィギュア界のライバルとして注目されたキム・ヨナ(23)と浅田真央(23)が、来年2月のソチ冬季オリンピック(五輪)で真剣勝負をする。両選手は現役最後のプログラムでともに初心を強調した。しかし内容は全く違う。同じようで異なる初心を通じて、両選手が最後のフィナーレをどう飾るかが注目される。
キム・ヨナが26日に公開した新シーズンのプログラムはトピックは初心だ。キム・ヨナは現役最後の舞台のフリーの曲にタンゴ風の「アディオス・ノニーノ(Adios Nonino)」を選択した。シニアデビューシーズンだった06-07シーズンに「ロクサーヌのタンゴ」をSPの曲で選んだのに続き、2度目のタンゴ曲となる。キム・ヨナは「ロクサーヌのタンゴ」で当時のSP過去最高点を更新(71.95点)した。現役最初の舞台だったSPと最後の舞台のフリーにタンゴで選択し、「最初と最後」の意味も込められた。
しかし新プログラムは従来の「ロクサーヌのタンゴ」とは違う印象を与えると予想される。それだけにプログラム構成でも新しい試みがあるとみられる。最後まで新たな冒険と挑戦をするという意味だ。キム・ヨナの新しいプログラムを見たチョン・ジェウン大韓スケート競技連盟審判理事は「以前タンゴとは全く違う。違うレベルのタンゴを見ることになるだろう」と話した。2分50秒と比較的短かった「ロクサーヌのタンゴ」とは違い、フリーの構成上4分10秒の「アディオス・ノニーノ」ではドラマ的な構成と躍動的な動きがさらに強調され、強烈かつ新鮮なプログラムになる見込みだ。