【コラム】「アイドルも大変」…AKB48総選挙に思う=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.07 16:04
今年もやってきた。8日、日本の横浜にある日産スタジアムではアイドルグループ“AKB48”の人気メンバーを選ぶ5回目の総選挙が行われる。韓国にも多くのファンを持つAKB48は、総人員70人余りに達する日本の大型ガールズグループだ。毎年5~6月にファンの投票で行われる総選挙には全国的な関心が集まる。
今年はAKB48メンバー72人をはじめ姉妹グループのSKE48、NMB48などのメンバーまで含めた総勢246人が立候補し、7日までに150万人余りが投票に参加すると予想されている。昨年に引き続き日本の民間放送フジテレビが開票の全過程を4時間40分かけて生中継する。外国人ファンのためにグーグルとYouTube(ユーチューブ)での中継も計画されている。さらに開票前日には総選挙の結果を予測するテレビ討論まで行われる。
AKB48の奇抜な活動方式は、いわゆる“アイドル界の創造経済の模範事例”に挙げられるに値する。投票権は最近発売されたAKB48のシングルアルバム『さよならクロール』を購入した人にだけ与えられる。先月22日に発売されたこのアルバムは、1週間で176万3000枚も売れて歴代初の週間販売最高記録を立てた。一部のファンたちは自分が好きなメンバーを1位にするために数百枚ずつ購入したりもする。この販売収益を含む広告収益、ガイドブック販売なども入れればこのイベントによる経済効果だけで100億円に達するという分析もある。