ボリビア大統領「親米の韓国より日本と一緒にする」と話していたが…(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.27 11:03
◇「韓国から大統領の兄が来た」=それから2カ月後の昨年10月26日、李相得議員はまたボリビアを訪れた。ボリビア大統領選挙を約40日後に控えた時点で、モラレス大統領は選挙運動中だった。
26日、韓国国際協力団(KOICA)が建設した保険所コレア病院の竣工式にはモラレス大統領も出席した。モラレス大統領は一種の遊説演説で「野党は私に対外関係を知らないというが、韓国からの援助でこの保健所が完成した。いま壇上には韓国大統領のお兄さんもいる。(野党の主張が本当なら)これは可能なことだろうか」と叫んだ。モラレス大統領は李議員を立たせて手を握った。
その日午後9時、2人は韓国大使官邸で会った。李議員の夕食会招待にモラレス大統領が応じたのだ。ちょうどモラレス大統領の誕生日だった。李議員は食事を終えた後、寝室にモラレス大統領を案内した。密談は1時間ほど続いた。その後、李議員が同行者らに話した内容がこうだった。