「サムスンは一時的不振…7-9月期には回復」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.09 08:08
8日、ソウル瑞草洞にあるサムスン電子本社のある職員は「いよいよ来るべき時が来た」と述べた。実際、サムスンは年初から内部的に「緊縮モード」に入った状態だ。今年、サムスン電子はマーケティング費用として昨年の80%水準の100億ドル(約10兆1000億ウォン)以下を支出する方針だ。
サムスン未来戦略室の関係者は「2010年以降、スマートフォンを基礎に続いてきた高成長の時期がもう終止符を打ったようだ」とし「より大きな問題は、今後もこうした成長期は二度と到来しない可能性が高いという点」と述べた。
これに関し、財界や証券界ではサムスンのアーニングショックを契機に韓国経済の隠れてきた“素顔”が赤裸々に表れたという分析が出ている。サムスン電子を除く場合、10大上場企業の昨年の税引前利益は前年(39兆ウォン)比31.7%減の26兆6500億ウォン(約2兆6600億円)にすぎない。サムスン電子が昨年国内で納めた税金は4兆8100億ウォンと、国内法人税総額(46兆ウォン)の約11%を占める。