対北朝鮮制裁最初の月、中朝貿易むしろ12%増える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.14 11:28
先月3日に国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議が施行されたが北朝鮮と中国の3月の貿易額は前年同月に比べ10%以上増加した。
中央日報が13日に入手した中朝貿易暫定集計によると、中国の先月の北朝鮮向け輸出額は15億4000万元(約259億7175万円)、輸入額は15億6000万元の31億元となった。昨年3月に比べ輸出が12.3%、輸入が12.6%、貿易総額が12.4%それぞれ増加した。
これは中国海関総署(関税庁)がこの日公開した1~3月期の中朝貿易傾向とも似ている。安保理決議が施行された3月の1カ月間に中朝貿易は制裁履行前に比べ何の影響も受けていないことを意味する。