ラオスダム決壊、韓国が救援隊30人派遣へ…「死者70人以上、行方不明200人以上」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.26 08:39
ラオスダム決壊事故の被害が拡大している。ロイター通信は23日晩に発生したラオス南東部アッタプー県セピアン-セナムノイダムの補助ダム決壊事故で、これまで数十人が死亡、数百人が行方不明になったと25日(現地時間)報じた。
これに先立ちベトナムのオンラインメディアVNエクスプレスはベトナム災難対応捜索救助委員会の集計を引用し、ダム決壊で少なくとも70人以上が死亡し、200人以上が行方不明になったと報じた。ラオス政府の関係者はロイター通信に「まだ正確な集計はないが、数十人以上が死亡したと把握している」と明らかにした。
今回の事故は、SK建設が工事中のセピアン-セナムノイ水力発電ダムの補助ダムの一部が23日に決壊し、50億立方メートルの水が近隣の村に流出して発生した。下流側の12カ所の村のうち7カ所の村が浸水した。これを受け、現在1300世帯が被害を受け、約6600人の被災者が発生している。