韓国芸能企画事務所ＳＭエンターテインメントのイ・スマン総括プロデューサー（６６）とＢｉｇ　Ｈｉｔエンターテインメントのパン・シヒョク代表（４６）が米国大衆文化雑誌Ｖａｒｉｅｔｙ（バラエティー）の「Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｍｕｓｉｃ　Ｌｅａｄｅｒ（インターナショナル・ミュージック・リーダー）」に選ばれた。同誌は５～８日にフランス・カンヌで開かれた音楽博覧会ＭＩＤＥＭで世界音楽市場を再編するゲームチェンジャー２６組を選定して発表した。アジア出身の経営者はイ・スマン、パン・シヒョク両氏と中国Ｚｅｂｒａ　ＭｅｄｉａのＳｃａｒｌｅｔｔ　Ｌｉ代表の３人だけだ。

バラエティーはイ・スマン氏について「反論の余地がないＫ－ＰＯＰのパイオニア」とし「韓国最大の芸能企画会社になったＳＭを設立した彼は、本人がデザインしたＫ－ＰＯＰの美学を現地化しようとしている」と選定理由を明らかにした。ＥＸＯ（エクソ）やＳＵＰＥＲ　ＪＵＮＩＯＲ（スーパージュニア）らの海外成功経験を基に、メンバー数に制限がなく、自由に出入りできるグループＮＣＴ（エヌシーティー）を通じてグローバル舞台で活動するフランチャイズ形式のチームを組織していると紹介した。イ・スマン氏は昨年も、最も影響力のあるビジネスリーダーを選ぶ「バラエティー５００」に含まれたことに続き、２年連続で注目された。

パン・シヒョク代表については「１３年前にＢｉｇ　Ｈｉｔを設立し、今年は防弾少年団が世界に羽ばたいていくＫ－ＰＯＰグループであることを確固たるものにする一年になるだろう」と説明した。続いて「防弾少年団は『ＬＯＶＥ　ＹＯＵＲＳＥＬＦ　轉　‘Ｔｅａｒ’』でビルボードのアルバムチャート１位にランクインしたことに続き、今年の秋のワールドツアーで米国を熱狂させる予定」と付け加えた。