所得下位層の「貧困脱出」確率、わずか6%=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.13 09:14
貧困層が貧困から抜け出す確率は6%にすぎず、この確率は徐々に低下しているという研究結果が出てきた。一方、貧困層の階層維持確率はますます高まり、貧困の固定化が深刻になっていると分析された。
韓国租税財政研究院のユン・ソンジュ研究委員が学術雑誌『財政学研究』で発表した論文「所得階層の移動および貧困に対する動態的観察」で明らかにした結果だ。論文は、所得水準を10分位に分けて最下位分位の1分位から3分位までを貧困状態と定義した後、2007-14年までの変化の推移を調べた。