「韓中日の共同利益のためには自国外交部とも戦わなければ」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.10.26 12:01
朴槿恵(パク・クネ)大統領の最近の米国訪問を機に、韓日中の3カ国首脳会議の開催が既定事実となった。会議日程は調整中だが11月1日の開催が有力だ。3カ国首脳会議を機に朴大統領と李克強中国首相の韓中会談だけでなく2012年以降、日本軍の慰安婦問題などにより開催できなかった韓日首脳会談も再び開かれる展望だ。韓日の外交官たちは朴大統領と日本の安倍晋三首相の会談を前に終盤の綱引きを進行中だという。
3カ国首脳会議が開かれれば2012年5月以降3年6カ月ぶりとなる。3カ国首脳会議は尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる日中対立の激化や2012年当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島(ドクト、日本名:竹島)訪問後の韓日関係悪化などで開くことができなかった。3カ国は2008年12月の福岡会議を皮切りに韓国大統領と日本・中国の首相が1年に1回ずつ定期的に会って3国の協力案を議論してきた。今回が第6回会議だ。