<中国の違法操業>殉職海警の涙の告別式…銃器使用も容認へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.15 10:52
12日に40歳という年齢で人生を終えた西海(ソヘ、黄海)の守護者、故イ・チョンホ警査が14日、大田(テジョン)国立顕忠院で永遠の眠りについた。
韓国の領海に侵入して違法操業を行った中国漁船の船長に刃物で刺されて殺害されたイ・チョンホ警査の告別式がこの日午前10時、仁川市中区北城洞(インチョンシ・チュング・ブクソンドン)の仁川海洋警察専用埠頭運動場で沈黙と嗚咽の中で行われた。
牟康仁(モ・ガンイン)海洋警察庁長をはじめ、全国から集まった警察官の同僚や弔問客ら約800人がイ警査を見送った。弔問団を送った駐韓米国大使館とは違って、駐韓中国大使館側は告別式に出席しなかった。牟庁長は弔辞で「この犠牲が無駄にならないように、より強力で厳正な法執行で大韓民国の国権をしっかりと立てる」とし「故人の階級を前もって高められなかったのが悔やまれる」と目に涙を浮かべた。イ警査は1月に勤続昇進を控えていた。イ警査の遺影の前には1階級特進(警長→警査)任命状が置かれた。