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【コラム】疎通は距離に反比例する=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.03 10:32
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こんなに簡単なことだったのに…。最近、疎通論議が収まるのを見てこう考えるようになった。なぜそんなに苦しかったのだろうか。簡単だが大きな変化だ。大統領の口だけでなく耳も少しは開かれたと感じさせた。

始まりは不安だった。特報を任命する時は、そんな形でも街中の声を聞こうとしているようだ、と期待した。ところが首席秘書官会議に共に座らせた。会議の終わりに「ひと言言いなさい」と言ったのが全部だったという。それが繰り返されると特報の意欲が落ちた。多様な情報と資料で準備した報告を何と言えばよいだろうか。大統領の前で首席の固有領域に触れるのも負担100倍だ。特報はどのように対応するか悩んだという。

 
ところが新しく目に映ったのはすぐに直したという点だ。聞く耳を持っているという証拠だ。朴大統領が特報に別途会った。非公開会議もして一緒にお昼も食べた。傍から見ても添え物にするのではなく本当に話を聞こうとする努力として映った。

新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表にも会った。李丙ギ(イ・ビョンギ)秘書室長もこまめに疎通の道を開いた。高位党・政府・大統領官邸会議、非公開夜間会合、与党と野党の院内指導部会合…。青瓦台(チョンワデ、大統領府)が耳を塞いでいるという話が消えた。

疎通はすべての政権に要求される徳性だ。権力が腐らないようにする塩だ。それだけ権力者には面倒で苦しいことだ。時間の無駄遣いと考えられるかもしれない。しかし文書で、報告書だけでは解決できないことがはるかに多い。大統領があえて忙しい国政を押し退けて海外出張に行く理由が何だろうか。文書だけで、大使という代理人だけでは解決することのできないことがあるからだ。

さらには対話が不足した長官たちは大統領の意中を推察するばかりだ。何を重要だと考えるのか、何を重点推進するのか。遊んでいないことを見せようといちいち文書で報告することになる。1枚なら済むことを本を作って提出する。大統領はまた、宿題をするようにそれを読むのに夜を明かし、対面する時間はさらに足りなくなる。そのような報告書を夜通し読んでも少しの時間会って話すことにも至らない。

大統領が官邸に持っていく報告書を減らすように李丙ギ室長が整理するという便りは嬉しい。首席に対面報告を頻繁にするように勧めるという話も新鮮だ。疎通は人の問題でありつつも空間配置の問題だ。この際、空間配置も検討したら良いだろう。


【コラム】疎通は距離に反比例する=韓国(2)

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