【社説】景気、好転すらできず沈んでいくのか

【社説】景気、好転すらできず沈んでいくのか

2006年07月05日11時33分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
  景気がまた低迷している。

  年初に一時好転の兆しを見せていた景気が第2四半期に低迷を始め、下半期には伸び率の鈍化が本格化する見通しだという。

  韓国銀行は消費マインドと投資マインドが一斉に悪化している点を反映し、下期の伸び率展望値を当初の4.6%から4.4%に下げたと発表した。

  政府と韓銀は、まだ景気回復傾向がみられないことから景気悪化の局面に入ったのではないとし、下半期の不振を勘案しても年間5%の実質成長は無難だと強弁する。

  しかし民間の予測機関ではすでに今年5%成長は難しいという意見が出ている。実際に下半期に伸び率が4%におよばないという展望値が多く出され、近いうちに成長展望の下方修正が行われるものとみられる。

  何より不安を感じさせる点は、経済現場で景気状況を体感している大多数の企業家が今年5%成長が不可能だという判断をしているという点だ。実際に本紙が国内100大企業の最高経営者を相手に調査したところによると全体の93%が今年5%成長が難しいと回答している。

  「指標上では回復傾向が続く」だとか「景気はいいのに市民生活がぱっとしない」などとのんびりと言葉遊びしているときではないのだ。市中には下半期に景気が硬着陸する可能性さえ提起されている。伸び率回復はおろか、景気が一気に崩れるかもしれないという不安感が膨らんでいるのだ。

  問題はこの政府に入って経済が一度も上を向いたことがないという点だ。執権後、無意味に不動産の統制ばかりに時間をかけた末、景気下降の局面を迎えたのだ。

  まともに離陸もできないまま着陸の心配をするのだから、何ともいたわしいことだ。貧しい経済を受け継いだ新経済チーム首長は「既存政策の支障ない遂行」を叫ぶのではなく、どうしてでも景気を上向きにする工夫からせよ。
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事