韓国伝統楽器、テグムの音色に乗るアフリカ民謡
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.29 17:44
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光州市東区の旧全羅南道(チョンラナムド)道庁の場に建てている「国立アジア文化の殿堂」。2015年7月に正式開館するここの公演会場と展示場などの内部施設は、全て地下に設置した。地上には公園や広場を整備した。
アフリカから来た歌手が歌を歌うかと思えば、そのそばでは韓国人がチャングをたたきテグムを吹く。琴など伝統国楽器とピアノ・サクソフォンなど西洋の楽器を混合演奏するジャズミュージシャンが登場する。29・30日に光州(クァンジュ)広域市の錦南路(クムナムノ)にある「国立アジア文化の殿堂(以下、文化の殿堂)」で開かれる「2014光州ワールドミュージックフェスティバル」からだ。文化体育部は10月に文化の伝統竣工を前にこうした行事を準備した。行事のコンセプトは文化の殿堂を国際文化の中心地に育てるという意味で「東洋・西洋の音楽の融合」に決めた。
主なプログラムは、アジアとアフリカの伝統歌・楽器が1つのステージで交わる「韓国-アフリカ・コラボレーション(共演)」だ。南アフリカ共和国の歌手Bongeziwe Mabandlaが歌を歌い、モザンビークのMatchume Zangoは太鼓の形をした楽器ティンビラを演奏する。また韓国の伝統打楽器の演奏者チャン・ジェヒョはチャングをたたき、イ・アラムはテグムを演奏する。
「モザイクコリア」チームも舞台に上がる。韓国の20~30代のミュージシャン17人で結成された。コムンゴ(韓国の琴)・テグム・チャング・牙箏(アジェン)などの伝統国楽器やピアノ・サクソフォン・エレキギター・ドラムなど西洋楽器が1カ所で演奏する。ユネスコが世界無形遺産に指定した宗廟祭礼楽などを披露する。フェスティバルには韓国・フランス・ノルウェー・インド・米国など9カ国から招待された80人余りの音楽家が公演する。