米国で慰安婦決議案を出したマイク・ホンダ議員は日系3世だ。 にもかかわらず日本の恥部を暴くことに注力している。 なぜか。 それは幼児期の辛い記憶のためという。
1941年の日本の真珠湾攻撃直後、米国は自国に住む日系米国人を強制収容所に収監した。 1歳だったホンダ氏も家族と一緒にコロラドに連れて行かれた。 7歳になった頃、父はホンダ氏に「日系という理由で機関銃を向けられていることを忘れてはいけない」と語った。 53年に故郷に戻ったが、ホンダ氏の家族はイチゴ畑で肉体労働者として働き、苦労が続いた。 この当時、「皮膚の色、人種を問わず、あらゆる人権が尊重されなければならない」と信じるようになった、というのが彼の説明だ。
その彼が一つ要請していることがある。 韓国の政治家は出てこないでほしいということだ。 「会いたいという日本のロビイストが列を作っているのに、韓国議員と接触すれば、日本議員との面会を断る名分がなくなる」ということだ。 最近、韓国政治家が米国を訪れる度に会いたいと要求してくるという。 韓国政治家にとってホンダ氏は有難い人物だ。 激励したい気持ちもあるはずだ。 しかし思いも寄らない結果を招く可能性もある。