中国、東芝メモリの売却承認…SKなど韓日米連合の懐に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.18 07:00
SKハイニックスが参加した「韓日米連合」が、ついに東芝の半導体部門である東芝メモリを懐に抱くことになった。NHKや共同通信など日本メディアは17日、「中国の反独占規制当局が日本政府の東芝メモリ売却を承認した」と報じた。これに伴い、韓日米連合の東芝メモリ買収を阻んでいた最後の障害物が消えることになった。深刻な財政難に陥っていた東芝が昨年9月、米国のベインキャピタルと韓国のSKハイニックスなどで構成された「韓日米連合」に2兆円で半導体事業を売却することで合意してから8カ月目のことだ。
「韓日米連合」が東芝メモリの買収に至るまでには迂余曲折が多かった。「半導体崛起」を推進する中国が反独占審査を先送りして売却作業は難航した。売却案は韓国と日本・米国・欧州連合(EU)・ブラジル・フィリピン・台湾など主要当事国7カ国の承認を受けたが、関連国のうち中国の審査だけが通過できていなかった。