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【コラム】ウラジオストクから=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.10 11:47
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今は病床に伏せっている盧泰愚(ノ・テウ)元大統領が007のカバンを持ってこまめに共産圏諸国を歴訪していた場面を覚えているだろう。1990年、盧大統領は歴史的な韓露修交を成功させ、続いて中国と国交を開いた。6・25韓国戦争(朝鮮戦争)の敵国、分断の主犯と親交を結ばなければならないというあの画期的発想は、私たちが直面し切迫していた状況認識から出たものだった。90年代初め、韓国産業の構造調整期に1つの峠を越えなければならなかったその時、共産圏市場が必要だったのだ。88年「民族自尊と統一繁栄のための特別宣言」が公布された。反共理念の戦士であった彼が、「白猫黒猫論」(色に関係なくネズミさえつかまえれば問題ない、共産主義でも利益さえもたらせばいいという意味)で武装し、韓国商品を持って天地を駆け巡ったおかげで韓国経済は突破口を開いた。

それから25年が過ぎた。韓国はIT大国になり1人あたりの国民所得も3倍になった。ところで韓国経済がすくすく成長して経済大国として登場すると信じる人はいない。韓国人に特有なその負けん気と自信は昔の話になった。停滞トンネルを抜け出そうと努める日本は、1億人の中産層化を意味する「1億総中流」をスローガンに燃料を入れて火をつけ、小康社会を叫ぶ中国は13億の人口を生産現場にせっせと引き込んでいる。嫌韓・嫌中運動のおかげなのか知らないが、日本人たちは過去に比べて活気を取り戻した雰囲気だ。中国の蘇生力はどこまで伸びるかも知れない怪力ぶりを誇っている。それなら韓国はどうか。

 
先週、中露の国境線に沿って満州とシベリアを横断しながら、ずっと脳裏を離れなかったこの質問は、ついに答えを得られなかった。中国はすでに満州を生産拠点にした。行く場所ごとに威厳のある煙突が煙を吐き出していたし、タワーパレスよりも大きなビルが威容を誇っていた。あれがすべて分譲されるのかと思う疑問は、姑息な人間の経済学にすぎなかった。電車で夜じゅうかけて向かった国境都市にも高層ビルは悪夢のように立っていた。市場は商人で混み合い、飲食店にはあらゆる食べ物があふれていた。韓国人には慣れない五香醤肉の臭いさえなければ、間違いなく「江南(カンナム)1970」、いやそれ以上だった。

中国はすでに広大なロシア大陸に生活必需品を供給する生産基地へと変身した。国境都市はロシアに物品を供給する中国商人でいっぱいで、税関には中国市場からの物を売るロシア人の行商人が列をなしていた。欧州アイデンティティを持つロシア人の体面もないような状況だったが、ロシアでは工場や企業が貧弱だがどうだろうか。


【コラム】ウラジオストクから=韓国(2)

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