現代車労組(金属労組現代車支部)が18日「使用者側との交渉を決裂させないものの、20日からゼネストに入っていく」という立場を明らかにした。
これは同午後2時に予定されていた6回目の賃金交渉を先送りしたまま、およそ2時間30分にわたって内部的に協議した末、下した決定だ。現代車労組の21年にわたる歴史上「交渉決裂」を宣言せずに、ストに入ろうとするのは初めてだ。
当初、労組は同日会社側と交渉した後「決裂」を宣言し、対話を中断させてから調整申請(20日)と賛否投票(6月26~27日)を経てストライキ(7月2日)に入る計画だった。7月2日は全国民主労働組合総連盟(民主労総)が「牛肉スト」に突入する日に決めている。