「韓国のゴッホ」在日韓国人画家の呉日を再照明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.06 08:42
在日韓国人画家の呉日(オ・イル、1939~2014)の回顧展が韓国で開かれる。スリム文化財団〔理事長・河正雄(ハ・ジョンウン)〕の主催でソウル東大門区清涼里洞(トンデムング・チョンニャンニドン)の「金熙秀(キム・ヒス)記念スリムアートセンター」で今月上旬から6月3日まで開かれる「河正雄コレクション:呉日回顧展-ゼロ(無)の叫び」だ。
光復(解放)前、広島で韓国人2世として生まれた呉日は、ずっと日本に滞在しながら画家として活動してきた。1960年代、日本アンデパンダン展、在日朝鮮青年展のようなグループをはじめ、30回にわたる個展を開いたが、作家として注目されることも、生活苦を脱することもできなかった。