韓国政府相手にローンスターが5兆ウォン訴訟…ワシントンで始まる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.18 07:36
米国系の私募ファンド「ローンスター」が韓国政府を相手に起こした46億7900万ドル(約5兆1000億ウォン)相当の投資家・国家間訴訟(ISD)の審理が15日(現地時間)、米ワシントン国際投資紛争解決センター(ICSID)で始まった。韓国初のISD訴訟が本格化したのだ。
2003年に外換銀行を買収し、2012年にハナ銀行に売却したローンスターが、韓国政府から差別を受けたかどうかがISDの核心の争点だ。ローンスターは「韓国政府の嫌がらせと否定的な世論で外換銀行売却の適期を逃して損害が発生し、納めなくてもよい税金を支払った」と主張している。