ペルーのヘリ事故現場には‘悲運のスター’の弟も…=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.11 10:04
サムスン物産の職員4人(オランダ人エリック・クーパー氏含む)と水資源公社の職員1人、韓国総合技術の職員2人、ソヤンエンジニアリングの職員2人らを乗せたヘリコプターは6日午後、マスコ付近の川で水力発電所建設候補地を視察した後、クスコに戻る途中で連絡が途絶えた。事故ヘリコプターに搭乗していたサムスン物産所属の行方不明者の家族は10日午後、ペルーに出国した。同社の鄭然柱(チョン・ヨンジュ)副会長も事故収拾のためにこの日、現地に出国した。
一方、行方不明者のうちサムスン物産開発事業部所属のキム・ヒョジュン部長(48)は、1980年代のバスケットボールスター、故キム・ヒョンジュン選手の弟と確認された。キム選手はサムスンバスケットチームで活躍し、81年から12年間、韓国代表の看板選手としてプレーした。サムスン・サンダースのコーチを務めていた99年、タクシーに乗って出勤する途中、交通事故で死亡した。39歳だった。