トヨタ、安全を軽視して「経費削減」自賛(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.23 08:49
豊田章男社長の米議会公聴会出席で危機の正面突破を図ろうとするトヨタ自動車が暗礁に乗り上げた。「米国交通当局に巧みに働きかけてリコールを減らし、各種安全装置の導入を遅らながら数億ドルの経費を削減した」と自画自賛する内部の文書が確認されたからだ。
米国消費者の立場で見ると文書の内容は衝撃的だ。07年に急発進事故を起こした「カムリ」とレクサス「ES350」のリコールを減らし、経費を削減したことを「トヨタと自動車産業の7つの勝利」の一つに挙げている。