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「シャネル、ナチのスパイだった…コード名はウェストミンスター」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.03 11:15
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固有番号F-7124にコード名はウェストミンスター。20世紀女性ファッションの革新を先導したココ・シャネルのもう一つの身分だ。国営チャンネル「フランス3」は1日(現地時間)、「疑惑の影」というドキュメンタリーを通じてシャネルが第2次世界大戦中にドイツ国防軍最高司令部の防諜局「アプヴェーア」所属のスパイだったことを示すフランス国防省の文書を公開した。これまでシャネルがドイツのスパイだったという主張はあったが、文書が、それもフランス国営テレビを通じて公開されたのは初めてだ。

シャネルは1940年フランスがドイツと休戦した後、パリでナチの秘密警察であるハンス・ギュンター・フォン・ディンクレイジ男爵と近い関係になりながらスパイになったという。歴史学者であるフラン・ペラン氏は「シャネルはドイツと非常に良好な関係だった」とし「ユダヤ人に売ったシャネルのNo.5の香水を取り戻すためにナチ法まで利用しようした」と話した。ドイツが英国に休戦を提案するために非公式に送った者もシャネルだった。シャネルが一時交際していたウェストミンスター公爵を通じてチャーチル英国首相と顔見知りの関係だったためだ。

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