ハリウッド映画場所「ソウル市自ら」…韓国映画は担当者が思いのままに「キル(kill)」
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2014.03.28 13:32
『アベンチャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』(以下、『アベンチャーズ2』)がソウル市と政府の積極的な協力を受けて韓国撮影を準備中である中で零細な韓国映画は場所交渉に難航している。ハリウッドの大作だけ優待する政府の態度に対する非難の声が溢れでた理由だ。
27日、映画『少女の墓』(監督:オ・インチョン)のイ・サンヒョンプロデューサーによると、2月の『少女の墓』製作スタッフ側はソウル都市鉄道公社の関係者に会って地下鉄撮影の承認を受けた。だが、撮影を一週間後に控えて、ソウル都市鉄道公社から協力できないという通知を受けた。『少女の墓』は幽霊を見ることができる孤独な少年が記憶を失った少女の幽霊に会って特別な友情を分かち合い、疑問の連続失踪事件に対する秘密を暴く話を扱う。10億ウォン予算の小さい映画で地下鉄セットを作る費用がなく、都市鉄道公社に撮影協力を要請したのだ。このプロデューサーは「都市鉄道公社側がソウル市市民の不便を理由に撮影を許可しなかった。市民がいない明け方の時間帯に撮影したり、運行が終わった後に車庫に停車された電車の中で撮影をすると明示したが、都市鉄道公社側は『前例がないことだ』と断った」と明らかにした。続けて、「2月のミーティング当時には鉄道公社側関係者たちが協力を約束した。だが、撮影を一週間後に控えて担当主任が撮影を断ってしまった」としながら「『アベンチャーズ2』の撮影にはソウル市まで乗り出して駅を通り過ぎる無停車撮影までするらしい。韓国映画の撮影地交渉は部署主任が自分の思い通りに‘キル(Kill)’してしまうことが理解できない」と悔しがった。