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【取材日記】麗水万博をもてあそぶクルーズホテル

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.11 09:46
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「どうせ麗水(ヨス)市内の宿泊業者も空室が多く、船が遅く来るほど利益だ」。

全羅南道(チョンラナムド)麗水市庁のクルーズホテル担当チーム長は10日、まったく意外な話をした。麗水万博期間中に船上ホテルとして使われるクルーズ船が麗水港に遅く到着するほど良いという話だった。すでに1カ月の間に3回もホテルオープン日を延期した麗水市としてはまったく思いがけない反応だった。数回にかけて「出港」と「延期」を繰り返してきたその声からすべてをあきらめたような雰囲気も感じられた。

 
麗水市が推進してきたクルーズホテル事業が限りなく漂流している。万博期間に海上ホテルとして使われるクルーズ船の麗水入港が今月25日以後にまた延ばされたのだ。この船は万博開幕前の先月12日以前からホテル営業をする予定だったが、入港日の確約がなく引き伸ばされている。

この事業は麗水市のバラ色の青写真とは違い開始当初から揺らいでいた。市と海上ホテル事業者の麗水エキスポクルーズが選択した船が運航開始から50年を超えた老朽船舶だったためだ。市と事業者は4月30日に「オーシャンスターパシフィック号」に船を交替したが、これさえもうまくいかなかった。港湾利用料と燃料代などを出せずメキシコの港に留め置かれているといううわさが出回った。慌てた事業者と市関係者はメキシコを訪れ問題解決に乗り出したが、結局船を出港させるのに失敗した。この間にホテルの営業開始日は5月12日から5月28日、6月8日、6月25日と3回も延期した。万博期間3カ月のうち半分が過ぎることになる。

さらに大きな問題は麗水市の傍若無人な態度だ。事業が支障をきたしているのに「まったく問題ない」「船は麗水港に向かって出発した」という言葉ばかりオウムのように繰り返しているのだ。メキシコの港に留め置かれている船について、「燃料を入れるため米国に向かった」「認証書を受けられずメキシコに戻った」と、もっともらしい言い訳ばかり並べた。

不十分な事業推進の被害はそのまま予約者らに向かった。当初ホテルを予約した3万人余りのうち相当数の予約者が船が来ないためやむを得ず予約をキャンセルした。事業者の麗水万博クルーズ側は、25日以後宿泊分からまた予約を受け付けているが、不良事業議論は大きくなっている。万博の核心事業の相次ぐ延期騒動で麗水万博の信頼度まで失墜させたという指摘も避けられなくなった。

こうした状況で、「宿泊需要減少にともなう事業者の赤字を考慮しホテルのオープン時期を遅らせた」という麗水市の新たな弁解はあまりにも苦しい。とんでもない言い訳や責任回避よりは国際イベントを行う地方自治体に見合った信頼行政が必要な時点だ。

チェ・ギョンホ社会部門記者

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