駐日米国大使「トランプ大統領、日米の安全が重要なため北の要求を拒否」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.20 14:04
ハガティ駐日米国大使が日米間の連携による対北朝鮮圧力基調を強調した。ウォール街出身のハガティ大使はトランプ大統領と随時連絡を取ることができる側近の一人だ。米朝間のハノイ会談決裂後、北朝鮮が挑発の兆候を見せる中、米国も警告性のメッセージを出している。
ハガティ大使の「対北朝鮮、日米連携が要」と題した寄稿が20日付の日本経済新聞に掲載された。ハガティ大使は寄稿で「トランプ大統領が北朝鮮の要求を拒否したのは(北朝鮮の提示案が)日米や地域の安全には寄与しないと認識したからだ」と明らかにした。
これとともに北朝鮮を交渉テーブルに引き出すうえで日本の役割が大きかったと強調した。ハガティ大使は「日本は国連安全保障理事会での米国のリーダーシップを強く支援し、3度にわたる対北朝鮮制裁を引き出した」とし「その結果もたらされた経済的な圧力は、北朝鮮を交渉の場に着かせ、昨年シンガポールでのトランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)委員長の首脳会談に至った」と評価した。